お役所へ書類を受け取りに行った帰り道。
階段の上におしゃれなお店があることに気づきました。
秘密基地にあがる階段のようで、この先にどんなお店があるのかわくわくしてしまう私。
一歩一歩と階段に足をかけ、上っていくと、目の前にテラス席。
店内からさわやかなお兄さんがいらっしゃいませと迎えてくれます。
店内奥の席へ座ります。
最初の印象は、こじんまりとして、ゆったり落ち着けそうなお店というもの。
メニューを見てみると、健康に気を使っている方、お肉を食べたくない方にうれしい、ヴィーガン用のご飯もありました。
私は今回は、ランチメニューのからあげセットを頼んでみることに。
注文を伝えると、おしゃれなグラスにお冷やを注いでもってきてもらえました。
グラスに口をつけながら店内を見渡してみます。
木材の暖かみを感じさせてくれる机とイス。
そのイスには、座れるスペース以上に、これでもかとクッションが並べてあり、お店の方の優しさが伺えます。
私は、そのこそばゆいような優しさに、ついクスリとしてしまいました。
そういうところからも、居心地の良さと安心感を得られますよね。
このお店は、どちらかというと、女性客が多めで
BGMも洋楽の男性ボーカル。
さわやかで、所々甘さのある歌声のものが多い印象。
これは、女性客にはたまらないのかも。
そんなことを思っていると、綺麗な女性の店員さんが
からあげセットをもってきてくれました。
ライスプレートというんでしょうか。
ひとつの平皿にご飯やいろんなおかずが盛られていて、思わず子どものようにわくわくとしてしまいます。
いただきます。
まずは、煮物から。
人参も椎茸も、かむ度に、じわ~と煮汁があふれてきて
そのまま柔らかく崩れて、口の中いっぱいに広がります。
お次は早くもメインのからあげに。
箸をつけて顔に近づけるだけで、あげたてとわかる熱を口元に伝えてきます。
そのまま、口の中へ。
ひと噛みすると、カリッと小気味の良い音が口の中でなります。
もうひと噛みで、サクッと。少し遅れて、お肉の旨味がじゅわ~っと。
この幸せな繰り返し。
サッパリとした大根の漬物で、口の中を整えてから
中央付近にあるポテトを食べてみると、こちらはカレー味。
サラダは、おそらく和風のドレッシングだと思うのですが、これがまた美味しい。
ひと皿の中で、色々な驚きを与えてくれたことに感謝しつつ
ごちそうさまでした。
食べ終わった後は、ひと言伝えて
軽く店内の写真を撮らせてもらいました。
お会いした店員さんのお二人とも、優しい雰囲気で
お近づきになりたいとも、思わせてくれるお店でした。
次は、ヴィーガン料理を注文してみようかな。
ライター:ミト
お店 : Fete le marche