商店街の一番奥、隠れ屋的なイタリア料理店『パレット』

今回訪れたのは都内で最大のアーケード商店街「武蔵小山商店街」です。

最寄り駅は東急電鉄武蔵小山駅で、駅から徒歩すぐの場所にあります。

商店街は全長800mあるとのことで、チェーン店から個人店まで様々なジャンルのお店が軒を連ねており、沢山の人でとても活気付いていました。

歩いているだけでも楽しく、ついついお店を覗いてしまいます。

そんな中で今回気になって訪れたお店はイタリア料理店「パレット」

パレットさんはアーケード街の1番奥に位置しており、商店街を楽しんだ後に立ち寄るのにうってつけの場所にあります。

この看板を目印にいくと入り口があります。

2階へ続く階段を上り入店します。店内は木を基調としたインテリアと石壁で、照明とBGMも温もりのある雰囲気です。

テーブル席とカウンター席があり、私は1人でディナー開始時間に訪れたのですが、すでに何組かのお客さんで賑わっていました。

席に案内いただき、早速メニューを見ます。パスタのメニュー欄に12種類のパスタソースとそれに合うおすすめのショートパスタが載っていました。

普段ショートパスタを食べる機会がないので、私は燻製鴨とゴルゴンゾーラソーストロフィエの組み合わせと、野菜マリネの盛り合わせを注文しました。

注文の際、野菜マリネの盛り合わせは食べ切れるボリュームなのか、苦手な野菜がないか相談にも乗っていただきました。

(通常は複数人で分け合う量とのことで、私は1人だったためお気遣いいただきました)

待つこと数分、野菜のマリネが運ばれてきました。

キャロットラペ、かぼちゃ、パプリカ、なすのマリネ盛り合わせで野菜不足の体に沁みました。

キャロットラペの方はかなりボリューミーなのですが、飽きが来ないようにレーズンも添えられており、レーズンの甘味で味の変化を楽しみつつ完食しました。

他の野菜のマリネはというと、酸味のあるバルサミコソースのおかげで、野菜本来の甘さが一層際立ちました。野菜を楽しめる一品でした。

マリネを完食後、続いてはメインのパスタが到着しました。

こちらのパスタは一口食べた瞬間、チーズの濃厚さとパスタのもっちり食感で虜になりました。

ショートパスタは普通のスパゲッティとは違い太く短いのでソースと絡みやすくなっている印象がありました。

燻製の鴨肉は分厚く切ってあり、チーズに負けない存在感で満足度がかなり高いです。

ガッツリ食べたい、濃厚なソースがお好みの方にはおすすめの一品でした。

ここまで、野菜のマリネ盛り合わせとパスタでかなりお腹が満たされていました。

が、この後サービスでジェラートをいただきました。

こちらはブラッドオレンジのジェラートで、オレンジの苦味と酸味がチーズの濃厚な余韻を一掃してくれました。

ジェラートはサービスでの提供とのことでしたが、こちらもしっかりボリュームがありつつ、味も美味しかったです。無料でいただいてしまっていいのかな?と少し心配になりました。

以上3品全てしっかりと楽しみ、お会計へ。お会計の際にも話しかけていただき、フレンドリーな接客もこのお店の魅力だと思いました。

武蔵小山商店街へお越しの際はぜひパレットさんへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ライター:あずま

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