こんにちは。一人飲み大好き、キチノです。
金沢文庫駅にやってきました。
他路線への乗り換え等がないのに、快特が止まる不思議な駅…。
(車庫があるからだそうですが…)
本日伺うのは、金沢文庫駅の西口目の前、「まいど金沢文庫店」さんです。
金沢文庫駅は何かと縁がある駅で、このお店も前から気になっていたんですよね。
はい、もう好き。
駅すぐなのに、ちょっと奥まっているこの隠れ家感、たまりません。
早く着きすぎたので、お店の前で少し待機します。
電気がついた!
店員さんが出てくるタイミングで、本日予約している旨を伝えます。
笑顔の可愛らしい店員さんに、中に通していただきました。
店構えから、小さなお店かなと思っていたのですが、意外と広い…!
見てください、この天井の高さ。
店内には、落ち着いたジャズが流れています。
私の後にも、次から次へと予約のお客さんが訪れ、まだ明るい開店直後にも関わらずどんどん席が埋まっていくという繁盛っぷり。
お料理のメニューはこちら。
焼き鳥のメニューが豊富でワクワクしますね。
カウンターの上の黒板には、本日のおすすめメニューが書かれています。
あっさり系の食べ物が多そうだな…と思いながら、飲み物のメニューにも目を通して行きます。
クラフトビールのタップマルシェだと…!?
はやる心を抑えながら、ひとまず全部のメニューを見ます。
多すぎて選べない…(喜)
写真(※スライド3枚目)では見切れてしまっていて申し訳ないのですが、梅酒の種類が多いのも興味深いです。
悩みましたが、結局ミュスカデのワインを注文。
ミネラル感の強いミュスカデ、大好物です。
これこれ!
和食に合いそうな、主張の強すぎないミネラル感のある白ワインです。
つづけてお料理も注文します。
まず来たのは、冷製肉味噌豆腐。
もっちりなめらかな食感のお豆腐に、唐辛子の入ったピリ辛な肉味噌が乗っています。混ぜ込まれた大葉が憎い。これはお酒が進みますね。
フロアはワイワイと適度に賑やかになってきました。
友達と来るのにもよいかも。
少しして、串の方も運ばれてきました。繁盛しているにも関わらず、熱々の焼きたてが1本ずつ出される贅沢なスタイルです。
こちらはめんたいつくね。のりで巻かれたつくねって珍しくないですか?中は軟骨コリコリ系ではなく、正統派なフワッフワのつくねです。めんたいのお味もさることながら、のりの表面に振られたお塩が尋常じゃなくおいしい…!写真を撮り忘れてしまったのですが、とりねぎも注文しました。いわゆるねぎまです。鶏肉が柔らかく、ネギもジューシーで、そしてやはりお塩がおいしかったです。大粒すぎないのにミネラルを感じるこのお塩はいったい何者なんだ…。もちろん、塩加減の妙もあるのでしょうね。合わせるワインをミュスカデにしてよかったと心から思いました。
続々と串が運ばれてきます。鶏皮は、ジューシーなのに上品なお塩の味付けで、良い意味で驚き。どうしてもギルティな味になりがちな鶏皮ですが、こういうのもアリですね。そして銀杏。渋さは一切なく、キュッと噛むとほろほろと口の中でほどけていきます。控えめなお塩が、銀杏の甘味を引き立てて最高です。最後は京鴨つくねの塩焼きを注文しました。一口目はショウガとネギの香りが際立ちます。そして、噛むうちに徐々に顔を出す鴨の風味。一口ごとに熱々の肉汁があふれてくるので注意です。この肉汁だけでもお酒が飲めそう…。
食べ終わった後の串は、テーブルに伏せられているコップを立ててその中に入れるようです。
一人飲みで長居は無粋…と思いながらも、名残惜しかったので追加で注文。
醤油と迷いながらも、あまり食べたことのないみそ焼きおにぎりにしました。表面がパリパリと香ばしい焼きおにぎりに、濃い味のお味噌がおいしいですね。デザートは自家製シャーベットのシークワーサー味。まん丸で可愛いです。甘酸っぱくて、お口の中がさっぱりします。
しっかりシメまで楽しんで、意気揚々とお会計をしてお店を出ました。
お酒もお食事もおいしく、繁盛しているのも頷けます。
食べたかったものもまだまだあるので、また行きたいなと思いました!