カフェとしても。大切にしたい居場所としても。『Deakin St coffee stand』

今回は、都営新宿線瑞江駅から徒歩10分ほどにある、「Deakin St coffee stand」さんにお邪魔しました。

駅から離れ、マンションや一軒家などが並ぶ閑静な住宅街の中へと歩いていき、路地に入ったところに、溶け込むようにお店は建っています。

外見は、白い外壁と深い色の木材でできたテラス席があり、一見するとおしゃれな一軒家にも見えました。

お店の内装は、ラフさを感じる木材の床や椅子があり、大きなテーブル上には珍しい柄の鉢植えや英語の表示、本や文房具があります。本は自由に読んで良いみたいです。

オーナーが英語や方言など言語の成り立ちに興味がある方らしく、お店の雰囲気もどこか国際色豊かでアーティスティックな雰囲気を感じます。

ご自身で描いた自画像のプリントTシャツもありました。

実際にお会いしてみると、とっても似ていました。店員さんからお話を聞くと、元々別の方がオーナーをされていて、現オーナーはお客さんとして来られていたところ、6年前にお店を引き継がれたそうです。

◆Tシャツ◆

さて、訪問させていただいた日は、ちょうど瑞江駅周辺でハロウィンイベントが開催されていて、たくさんの子どもたちがスタンプラリーを楽しんでいました。どうやら特定のお店を回って、お菓子をもらえたり、お店ごとのお得なサービスを受けられるそうで、とても面白そうな催し事だと感じました。色んな仮装で楽しむ子どもたちの姿はとても可愛らしく、付き添うお父さんやお母さんも楽しそうでした。

◆絵しろずきん◆

Deakin St coffee standさんもお店側で参加されていて、「トリックオアトリート」と言ってはしゃぐ子どもたちにお菓子を配ったり、お客さんにコーヒーを提供しながら楽しくお話していました。私は店内に座りましたが、店内もテラス席も、人が去ってはまたやって来て、とても賑やかな様子でした。

メニュー表を見てみると、コーヒーや紅茶、ジュース、スイーツ、ホットサンドなどがありました。

◆メニュー表◆

今回私は、ジュリアというメニューを注文しました。ジュリアは、お店のオリジナルのメニューで、元々働かれていた店員さんが作ったものらしいです。チャイとエスプレッソを混ぜた飲み物で、世間ではダーティチャイと呼ばれているそう。飲んでみると、味はほろ苦く、チャイ特有の独特な香辛料とエスプレッソの香りが鼻に抜けていきました。今まで飲んだことのない味がしました。

◆チャイの外袋◆

あとは黒糖ラテもおすすめです。甘口のものが苦手で、でも甘いものが飲みたいときにぴったりな、ほっとするお味でおいしかったです。他にも、店員さんにおすすめを聞けば、その時の自分に合うコーヒーやメニューを提案してくださいます。

◆絵しろずきん◆

Deakin St coffee standさんは、地図アプリを見ながらお散歩をしていて気になっていたお店でした。今回取材させていただいて、カフェメニューの内容だけでなく、穏やかでお話好きなオーナーや、エネルギッシュな店員さんのお人柄に惹かれて、地域住民の方々が通ってこられ、愛されている場所なのだと感じます。私自身も元気をもらえて、とても素敵な時間を過ごせました。ぜひ、お近くに来られた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ライター:しろずきん

店舗情報

◇店名
Deakin St coffee stand

◇SNS
https://www.instagram.com/deakinstcoffeestand/


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