今回はかじゅまるという沖縄料理を提供するお店へ行ってきました。お店は江東区南砂の清州橋通りに位置しています。
かじゅまるという店名は、沖縄のガジュマルの樹の下でカジュアルに気軽にリラックスできる時を過ごしてほしいという気持ちを込めて「ガジュマル」と「カジュアル」という2つの言葉を合わせて名付けたそうです。沖縄の気候らしい温かさを感じますね。
お店の前を通ると目立つ店名が書かれた看板があるので、すぐに見つけられます。明るい雰囲気に一度立ち止まらずにはいられません。
店内に入ると沖縄を彷彿とさせる内装になっています。
カウンター席へ案内され、横を見てみると楽器がありました。そこには太鼓と三味線のようなものが。
沖縄では伝統芸能の1つとして旧盆の夜に青年たちが地域内を踊りながら練り歩く「エイサー」というお祭りがあり、その時に使用される太鼓なんだとか。
また、三味線のような楽器は三線(さんしん)と呼ばれ、中国から伝わった楽器で、かつての琉球から本土に伝わって生まれたのが三味線だそうです。
思わず音色を聞きたくなりますね。
私が座った席の近くには謎の大きな顔の置物が。じっと見られているようでまた面白いです。
店内の奥の方には魚たちが泳ぐ水槽も見ることができます。
まず最初におなじみシークワーサーサワーを飲みました。
シークワーサーの名前の由来は、沖縄の方言で「シー(酸っぱい」と「クワーサー(食べさせる)」という意味で、昔から親しまれています。飲んでみると甘さは控えめですが、柑橘特有のフレッシュな味わいでした。
おつまみとして頼んだのが、島豆腐肉味噌田楽とスーチカー。
島豆腐は沖縄で作られているもので、硬くて重いため、崩れにくく調理しやすいとのこと。
豆腐には味噌が相性抜群!1口サイズにカットされているので、とても食べやすいです。
スーチカーは、「スー(塩)」と「チカー(漬ける)」という意味の豚肉で、沖縄で生まれた塩を利用した生肉の保存方法です。暑い沖縄ならではの先人の知恵ですね。
今回食べたのは島塩で2週間漬け込んだ島ベーコンで、あっさりとした味でお酒が進みます。
締めで食べたのが、中味ちゃんぷるー。中味は沖縄の言葉で「豚モツ」、ちゃんぷるーは「ごちゃまぜ」という意味です。
豚モツと野菜の炒め物で、普段ホルモンはお肉単体でしか食べないので、斬新な組み合わせでした。
たくさん食べてお腹もいっぱい!
久しぶりに沖縄料理店へと足を運びましたが、沖縄にいる疑似体験ができました。メニューを見ているとまだまだ食べ足りないもので、足繁く通いたくなるお店です。
ぜひ南砂に立ち寄った際は足を運んでみてくださいね。
ライター:エドワード
店舗情報
◇店名
沖縄家庭料理かじゅまる
◇HP(食べログ)
https://tabelog.com/saitama/A1103/A110304/11063367/
https://www.instagram.com/explore/locations/582156283