プロが作る本格クレープシュゼットがすごい!横浜山手の隠れ家カフェ『さくらフランベ』

こんにちは、キチノです!

今日は休日なので、横浜・山手にお散歩にやってきました。

山手と言えば、みなとみらい線の元町・中華街駅やJR根岸線の石川町駅から行くことができる、港の見える丘公園や111番館のなどの洋館があるエリアが有名ですが、今日は根岸線で一つ隣の山手駅で降りてみます。落ち着いた住宅街で、素敵なカフェに出会える予感。

山手駅を出ると、すぐにまあまあな坂がありますね……。

意気揚々と坂を上り始めたものの、いかんせん今日は蒸し暑い!数メートルのところですでに後悔が襲ってきます。

暑い……。暑すぎる……。

それでも坂を上っていくと、心が折れそうなキチノの前に、可愛らしいカフェがオアシスのように現れました。

ここで休憩することにします。

お店に入ると、奥のカウンターから素敵なおじさまが出てきて、席に案内してメニューを渡してくれました。

2人掛けのテーブルが4~5卓ほどの、落ち着く広さです。

一番安いコーヒーなどは400円弱ととても安いのですが、ちょっとゆっくりしたいので、最安値で居座るのは野暮というもの。

メニューをめくっていると、「層になったドリンク(文言は少し違ったかも……)」という気になる文字を見つけました。

その中からティーグラッセを注文します。

なんだこれは!

牛乳と紅茶が綺麗に層に分かれていて、下にはガムシロップの層もあります。

牛乳ってコロイドじゃないの……?なんで混ざらずに綺麗に層になってんの……?

おじさま曰く、牛乳を泡立ててやると層が綺麗に分かれた状態で注げるのだとか。いや、牛乳は生クリームみたいに泡立たないし無理じゃないですか……?

このおじさま、只者ではない……!

そう直感したキチノは、ただの休憩だけの予定を変更し、お店の看板メニューと思しきクレープシュゼットを頼むことにしました。

1320円とお手頃価格です。

早速おじさまがクレープシュゼットの準備をしてくれます。

慣れた手つきで作業をしながらも、おじさまはクレープシュゼットの起源について説明してくれました。

私は恥ずかしながら知らなかったのですが、クレープシュゼットはオレンジとグランマルニエを使ったクレープとのこと。

もともとは失敗から生まれたお菓子なのだそうです。

準備が整ったあと、お玉に入れたグランマルニエを熱すると……

火がつきました!                

そして……

わあああああああああ!

ああああああああああ!

華やかなパフォーマンスに、思わず歓声を上げてしまいました。

アイスクリームと、自家栽培の採れたてミントを添えて。

口にいれると、オレンジの香りが鼻に抜けていきます。

甘すぎず、ほんのりとほろ苦くて、これは大人のデザートですね。

一気に食べては勿体ないと思いながら、手が止まりません。

クレープシュゼットを作ってくれたこのおじさま、実は30年以上ホテルに勤めた方で、その頃はメディア取材なんかも受けていた超一流のウェイターさんでした。

写真の顔出しも快諾いただき、名刺までいただいてしまって恐縮です。

なんでもクレープ好き・クレープシュゼット好きが高じて、お店を出すことにしたんだとか。

こんなプロの味を、ふらっと立ち寄ったカフェで味わえるなんて感動です。

シュゼットでないクレープも、各地の有名店に出向いて研究を重ねたこだわりの品とのことなので、ぜひ食べてみたい……!

親しみやすいながらも本格クレープシュゼットの食べられるこちらのお店、ちょっと足を伸ばしてでも行く価値ありです。6月には紫陽花のドリンクメニューも出るそうですし、雨の日はドリンク割引なんかもあるそうですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

ライター:キチノ

店舗情報

◇店名
さくらフランベ

◇HP
https://sakuraflambe.amebaownd.com/

◇SNS
https://www.instagram.com/sakura.flambe


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