本日は恵比寿にある「土鍋炊ごはん なかよし 明治通り店」に行ってきました。
恵比寿駅に3店舗あるのですが、駅から一番近い本店は夜19時の段階で1時間ぐらい待つようでしたので、
少し歩いた場所にあるお店へ伺いました。
ゆっくり歩いて駅から10分ぐらいの距離です。
飲み屋街を抜けて、閑静な裏通りに出ました。
都会は駅から少し離れると人通りが少なくなり、住宅が増えますね。
どんな喧騒の街でも、少し歩くとその街の人々の日常が垣間見れて、なんだか安心します。
お店に着きました。
暖かみのあるライトで照らされていて、定食屋のホッとする暖かさ、安心感を演出しているようです。
お店に入ると、暖色のライトで木製の店内が照らされていました。
少し照明を落としていて、くつろげる雰囲気になっています。
私はチキン南蛮定食を選びました。
「土鍋で炊いたごはんはおかわり自由です」という言葉が目を引きます。
店名に「土鍋炊ごはん」とあるように、土鍋で炊いたご飯が売りのようです。
どんなご飯が出てくるのか、とても楽しみです。
副菜やお味噌汁もついていて嬉しいです。
誇張ではなく、ご飯がツヤツヤと光っています。
土鍋で炊いただけあり、一粒一粒が粒立っていました。
まずご飯のみでいただきます。
ものすごく甘みがあり、付け合せ無しのご飯のみでお茶碗一杯いけてしまいます。
唐揚げを差し置いてメインになれてしまうぐらい美味しいです。
定食の中でご飯がメインだったことなどあるでしょうか。
(私はおかわりしませんでしたが、お腹に余裕がある方にはかなりおすすめです。)
そして次に目を引くのが、黄金色に揚げられた唐揚げに、たっぷりかけられたタルタルソースのチキン南蛮です。
ザクッという音のするぐらいカリカリに揚げられた唐揚げに、甘いタレと酸味のあるタルタルソースがよく合います。
ご飯と合わせても、安定の美味しさを届けてくれます。
ナムルは優しい酸っぱさがあり、こんにゃくは噛みごたえ抜群です。ずっと噛んでいたくなるようなクセになる噛み心地です。
唐揚げとご飯の合間に、箸休めとしてちょうどよいバランスになっています。
天かすが入っていて、味噌汁が染み込んでいます。
食感も楽しく、こちらも合間に挟んでホッと出来ます。
優しさとパンチと両方楽しむことが出来て、全体的にすごくバランスの取れた定食でした。
その中でも、定食の大主役、唐揚げを置いてメインを張れるご飯の存在感に感動しました。
炊き方1つでここまで味が変わるなんて、食って奥が深いなぁ、と関心した1日でした。
帰りに土鍋を買ってみようかな。