[お店めぐり]博多豚骨ラーメン　コハクノトキ

今夜は雨。

風も肌寒くて、こんな日にはあたたかいものを食べたくなります。

かといって家にあるのはカップラーメンのみ。これも美味しいけど、なにか物足りない。

よし、ラーメン屋さんに行こう！

そう思い立ち、傘を刺して雨が降る夜に繰り出します。

稲田堤駅から徒歩十分のところにある「博多豚骨らーめん　コハクノトキ」。

こんなところにラーメン屋さんがあるなんて知らなかった！

今日はここで食べよう！と決め、いざ入店。

店内はカウンター席が六席。店員さんはお兄さん一人で対応しているみたいですね。

お兄さんの調理工程を見ていると、チャーシューをバーナーで直焼きしていて、迫力があり驚きました！

これまで店を渡り歩いてきましたが、目の前でバーナーを使ってチャーシューを直焼きするのは初めて見ました。

香ばしい匂いがカウンター席まで漂ってきて、すごく食欲がわいてきます。

注文を頼んでから、あっという間に出来ました。身体が冷えていたので、凄く助かります。

白濁と濃厚な豚骨スープに細麺。

直焼きのチャーシューとキクラゲ、それにたっぷりのネギが盛られています。

うーん！美味しそう！

「いただきます」

まずはスープから。レンゲにすくい一口入れただけで、豚骨の風味が口内に爆発したかのように一気に広がりました。コクたっぷりの暖かい豚骨スープが、冷えた身体を一気にあたためてくれます。

レンゲを置き豚骨スープにひたされている麺を、ズルズルと食します。歯ごたえがあり、からみついた豚骨の風味と香りが口の中を支配します。

お次は直焼きチャーシュー。外はカリっと、中はふわっとした触感がたまりません。

アクセントにキクラゲとネギも忘れてはいけません。彼等がいるからこそ、ラーメンとスープをより引き立たせてくれるのです。

一杯だけでは足りなかったので、筆者は替え玉の食券を購入。

「ごちそうさまでした」

あっという間に完食。いやー美味かった。

味噌も醤油もいいけど、ガッツリ食べたいときはやっぱり豚骨だよな！と思える一品でした。

「美味しったです！」とお兄さんに告げると、「ありがとうございます。またのご来店をお待ちしております」と笑顔で言ってくれました。

外に出ると、まだ雨がしとしとと降っています。

しかし今日はこの雨に感謝しなくてはなりません。雨が降っていなかったら、こんなに美味い博多豚骨ラーメンと出会い、心とからだが温かまることはなかったのですから。

皆様も是非、「博多豚骨ラーメン　コハクノトキ」に足を運んでみてはいかがでしょうか。